こんにちは!
忙しい毎日、少しでも健康的な食生活を心がけたいですよね。
特に子どもの健康を考えると、おやつや飲み物の選び方には気を使うもの。
でも、「カロリーゼロ」や「砂糖不使用」と書かれた食品や飲み物、本当に安心して使えますか?
最近の研究で、人工甘味料の一つである「スクラロース」が、
実は私たちの脳に予想外の影響を与えていることが分かりました。今回は、その内容についてわかりやすくお伝えします!
スクラロースって何?
スクラロースは、砂糖の代わりに使われる人工甘味料です。
カロリーがほぼゼロで、甘さは砂糖の600倍とも言われています。
そのため、「ダイエット向け」や「糖質オフ」の食品や飲み物によく使われています。
例えば、ゼロカロリー飲料や低カロリーのお菓子などで見かけることが多いですね。
スクラロースが空腹感を増加させる理由
最新の研究によると、スクラロースを摂取すると脳内の「視床下部」という部分が活性化されることが分かりました。
この視床下部は、空腹感や食欲をコントロールする重要な役割を持っています。
つまり、スクラロースを摂取すると脳が「もっと食べたい!」と感じてしまう可能性があるのです。
さらに、この効果は特に女性や肥満傾向のある人で強く現れることも判明しました。
甘いものを食べたとき、本来なら体は「エネルギー(カロリー)が入ってきた」と認識して満足感を得ます。
でも、スクラロースの場合は甘さだけ感じてもカロリーがないため、脳が混乱し、「まだ足りない」と感じてしまうのです。
子どもへの影響も気になる!
子どもは大人よりも味覚が敏感で、新しい味に対して強い影響を受けます。もし人工甘味料入りのお菓子やジュースを頻繁に摂取していると、自然な甘さでは満足できなくなったり、空腹感を感じやすくなる可能性があります。
また、成長期の子どもは栄養バランスが特に重要です。「カロリーゼロだから安心」と思って与えた食品が逆に食欲を増加させてしまうと、本来必要な栄養素を摂取する機会を逃してしまうかもしれません。
忙しいお母さんでもできる工夫
では、どうすればいいのでしょうか?いくつか簡単なポイントをご紹介します!
1. 原材料表示をチェックする
「スクラロース」や「人工甘味料」と書かれている食品・飲み物には注意しましょう。なるべく自然由来の甘味料(例:ハチミツ、メープルシロップ)を選ぶと安心です。
2. 水分補給はシンプルに
子どもの飲み物は水や無糖のお茶がおすすめです。
3. 手作りおやつに挑戦!
忙しい中でも簡単に作れるおやつレシピがあります。例えば、バナナで甘みを加えた焼き菓子などは自然な甘さで安心です。
4. 甘いものはバランスよく
完全に甘いものを禁止する必要はありません。適度な量で楽しむことが大切です。