【知らなきゃ損】起立性調節障害は不登校じゃない!学校への正しい伝え方

こんにちは。 

「お子さん、不登校なんですか?」

先日、ママ友にこう聞かれて、思わず言葉に詰まってしまいました。 違うんです。

 うちの子は「起立性調節障害」という病気で、 朝、起きたくても起きられないんです。 でも、学校でも周りのママたちにも なかなか理解してもらえない…😢 

同じように悩んでいるママへ。 今日は「起立性調節障害は不登校じゃない」ということを わかりやすくお伝えします!

✅ 起立性調節障害は「医学的な病気」

  • 自律神経の調節がうまくいかない身体の病気
  • 中学生の約10%が発症
  • 血圧調節の問題で朝起きられない

✅ 文科省の定義では「病気による欠席」

  • 不登校の定義:「何らかの心理的、情緒的、身体的、社会的要因で年間30日以上欠席」
  • ただし「病気や経済的理由を除く」
  • 本来、起立性調節障害は除外されるべき!

❌ でも実際は…混同されがち

  • 学校側が理解していないケースが多い
  • 「不登校」として統計に入れられることも
  • 保護者の説明次第で扱いが変わる

❓ 誤解される3つの理由

① 見た目でわからない病気

  • 骨折のようにギプスがあるわけじゃない
  • 午後になると元気になることも
  • →「怠けてる」と思われがち

② 学校側の知識不足

  • 先生が起立性調節障害を知らない(医者でも知らない方が多いので無理もありませんがネガティブ
  • 「心の問題」と勘違いされる
  • マニュアル通り「不登校」と分類

③ 二次的な心理的要因が加わる

  • 休みが続く→授業についていけない
  • クラスメイトとの関係が希薄に
  • →結果的に「不登校状態」になってしまう

🔴 ここが落とし穴! 実際、不登校の子どもの30-40%が起立性調節障害を併存しているというデータも。 だからこそ、最初の説明が大事なんです!


✨ ママができる3つのアクション

📋 ステップ1:医師の診断書を用意

✓ 小児科で診断
✓ 診断書に「起立性調節障害」と明記してもらう
✓ 「登校困難な症状」を具体的に書いてもらう




💬 ステップ2:担任への伝え方テンプレ

「先生、相談があります。
子どもが起立性調節障害と診断されました。

これは自律神経の病気で、
朝の血圧調節がうまくいかず、
本人の意思とは関係なく起床が困難になります。

文科省の定義では、病気による欠席は
不登校に含まれないとされています。

病気の治療と並行して、
できる範囲で学習サポートをお願いできませんか?」




📝 ステップ3:文書で記録を残す

✓ 学校への相談は口頭だけでなく文書でも
✓ 診断書のコピーを提出
✓ 定期的に症状の経過を報告

⚠️ やってはいけないNG

  • ❌ 「不登校なんですけど…」と自分から言う
  • ❌ 「朝起きられなくて…」だけの説明
  • ❌ 医師の診断なしに話を進める

毅然とした態度で、病気なので卑下することは何もありませんにっこり

💻 知ってた?自宅学習でも「出席扱い」になるんです!

起立性調節障害で朝の登校が難しくても、 諦めないでください!

文部科学省が公式に認めている 「ICTを活用した出席扱い制度」があるんです✨


📱 ICT出席扱い制度って?

自宅でタブレットやPCを使った学習が、学校の出席扱いになる制度です!

✅ こんな子が対象

  • 起立性調節障害で朝の登校が困難
  • 午前中は体調が悪く、午後なら学習できる
  • 学校に行きたい気持ちはあるけど身体がついていかない
  • 学習意欲はあるのに登校できない

💡 ポイント

・2005年から始まった制度
・2021年以降、利用者が急増(年間1万人超)
・ほとんどの学校が認めている
・成績にも反映される!

✨ 出席扱いになる7つの条件

文科省が定めた条件をクリアすればOK!

1️⃣ 保護者と学校の連携・協力があること → 先生との定期的なコミュニケーション

2️⃣ ICT(タブレット・PC)を使った学習 → 専用の学習アプリやオンライン教材を使用

3️⃣ 定期的な対面指導 → 月1回程度、先生との面談(オンラインOKの場合も)

4️⃣ 計画的な学習プログラム → 子どものペースに合わせた学習計画

5️⃣ 校長先生が学習状況を把握 → 学習記録を定期的に提出

6️⃣ 他の施設で相談を受けられない場合 → フリースクール等と併用でも認められるケースが増加中

7️⃣ 学校の教育課程に照らした評価 → 成績に反映される!


📊 すごい!成績にも反映されるように

2024年8月、文科省から新たな通知が!

「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について」

これまで以上に、成績への反映を強化!

つまり…

  • ✅ 出席日数が増える
  • ✅ 成績がつく
  • ✅ 内申点対策になる
  • ✅ 高校受験に有利

起立性調節障害でも、将来の選択肢が広がる!


💻 どんな教材が使えるの?

文科省推奨の学習方法

  • 🎯 オンライン学習教材(すらら、スタディサプリなど)
  • 📝 学校配布のタブレット(GIGAスクール端末)
  • 💻 双方向オンライン授業
  • 📚 デジタル教科書

🔗 役立つリンク

📌 文部科学省公式情報

📌 参考になるサイト

  • ICT出席扱い実績が豊富な「すらら」(上の子が中学の時にお世話になりました)

今日のポイント、もう一度まとめます!

✅ 起立性調節障害は医学的な「病気」

✅ 文科省の定義では不登校に含まれない 

✅ でも!ICT学習支援は使える

✅ 自宅学習でも「出席扱い」に

✅ 成績にも反映される

✅ 学校への伝え方が超重要

✅ 使える制度・配慮がたくさんある 

💡 大切なこと 「不登校」というレッテルは不要。 

でも、必要な支援は堂々と受けていい。 

起立性調節障害は適切な治療と 周囲の理解、そして学習サポートがあれば 子どもの未来は明るいんです🌈 焦らず、子どものペースで。 そして、正しい情報で 子どもの学びと未来を守っていきましょう! 

同じように悩んでいるママへ、 この記事が希望になりますように💕

そして、お子さんがやりたいと言ったときの手段になりますように(子に押し付けないでね)

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