こんにちは。
今回は体調不良の原因の一つ、「体内で生産される毒素」と、それが引き起こす様々な不調について川本先生がブログでお話しされていたのでご紹介です。
体内毒素とサイトカイン(情報)とホルモン・免疫の関係 ・セミナー開催します
⬆️の内容をAI要約したものになりますのでぜひ元のサイトもご覧ください
私たちの体内では、日々様々な毒素が生産されています
(文字化けしているので後日訂正します)
1. ミトコンドリアの活性酸素:ミトコンドリアがエネルギーを生産する過程で発生する活性酸素は、通常は体内の抗酸化システムによって無害化されますが、ミトコンドリアが弱っていると過剰に生産され、細胞にダメージを与えます。
2. カンジタ菌や酵母菌の毒素:腸内でカンジタ菌や酵母菌が増殖すると、アセトアルデヒドなどの毒素を生産し、全身に悪影響を及ぼします。
3. 消化不良によるガス:胃や腸で食物が適切に消化されないと、発酵によってメタンやアンモニアなどのガスが発生し、膨満感や不快感を引き起こします。
4. 歯周病菌などの毒素:歯周病菌などの口腔内細菌は毒素を生産し、血流に乗って全身に運ばれることがあります。
5. 血糖値低下による危機情報:血糖値が急激に下がると、体内で抗ストレスホルモンが分泌され、様々な不調のシグナルとなります。
サイトカインという「情報」が全身に駆け巡る
体内で毒素が生産されると、私たちの体は以下のような反応を示します:
1. 毒素の検知:内側の皮膚(粘膜)にあるセンサーが毒素を検知します。
2. マクロファージの反応:マクロファージと呼ばれる免疫細胞が毒素を食べて(貪食)処理します。
3. サイトカインの放出:マクロファージが敵(毒素)を認識すると、サイトカインというタンパク質を放出します。
4. 情報の伝達:サイトカインは「敵がいますよ!」という情報を全身に伝える役割を果たします。
大きく、3つのパターンで不調が生じる
サイトカイン情報が体内を巡ることで、以下の3つのパターンで不調が生じます
1. 自己免疫疾患(免疫過剰)型
– **メカニズム**:サイトカイン情報が免疫細胞を過剰に刺激します。
– **影響**:免疫機能がさらに活性化します。
– **症状例**:リウマチやアトピー性皮膚炎などの自己免疫疾患が悪化します。
自己免疫疾患を持つ方では、体内毒素によって放出されたサイトカインが免疫細胞を過剰に活性化させ、本来攻撃すべきでない自分自身の組織を攻撃してしまいます。
2. ホルモン関連不調型
– **メカニズム**:サイトカイン情報が視床下部や下垂体を刺激します。
– **影響**:ホルモンバランスが乱れます。
– **症状例**:
– ホルモン過剰分泌の場合:更年期障害や子宮筋腫などが悪化
– ホルモン分泌低下の場合:内分泌器官が疲弊し、ホルモン生産がさらに低下
ホルモン関連の不調を抱える方では、サイトカインがホルモンの調節系に影響を与え、症状を悪化させます。
3. 血液を患部に集めて治すタイプ
– **メカニズム**:サイトカイン情報がヒスタミン反応を活性化させます。
– **影響**:患部に血液を集め、修復しようとします。
– **症状例**:
– 血漿タンパクが集まる場合:慢性頭痛、めまい、水ぶくれ、花粉症の鼻水や涙、眼圧上昇、膀胱炎での頻尿など
– ヘモグロビンが集まる場合:じんましん、アトピー性皮膚炎での発赤、緑内障など
このタイプの方は、体が損傷部位に血液を集中させて修復しようとする反応が強く、その結果として様々な症状が現れます。
## 複合型の不調について
例えばアトピー性皮膚炎の場合、「自己免疫疾患型(免疫過剰反応)」と「血液を患部に集めるタイプ(ヒスタミン反応)」の両方の反応が生じることがあり、これが治療を難しくする要因となっています。
ではどのようにすれば良いのか
体調を改善するためには、以下のアプローチが効果的です:
1. 弱っているミトコンドリアを回復させる
2. ミトコンドリアが何故弱るのかを理解する
3. 胃・十二指腸・腸の働きとカンジタ菌などの関係を理解する
4. 副腎ホルモン過剰とカンジタ菌などの増殖を理解する
まとめ
体内で生産される毒素は、サイトカインという情報伝達物質を通じて全身に影響を及ぼし、様々な不調を引き起こします。これらの不調は個人の体質によって3つの主なパターン(自己免疫型、ホルモン関連型、ヒスタミン反応型)で現れ、また複合することもあります。
健康を取り戻すためには、ミトコンドリアの機能回復、腸内環境の改善、ホルモンバランスの調整など、体の根本的な機能を改善するアプローチが重要です。これらの対策を総合的に行うことで、体内毒素の生産を減らし、健康な状態へと導くことができます。