私たちの体の中で、外の世界と直接ふれあう部分。それが「皮膚」です。実は皮膚は、ただ体を守るだけでなく、「露出した脳」ともいえるほど重要な役割を持っています。
赤ちゃんが成長するときも、まず体が発達し、次に心、そして頭(知的な部分)が育っていきます。これは、生き物の進化の流れと同じです。
皮膚と脳の深いつながり
40億年前に地球に生まれた最初の生物には、脳がありませんでした。でも、細胞を包む「皮膚」のような膜が外の情報をキャッチし、生命を支えていました。やがて、進化の過程で脳が発達し、全身をコントロールするようになりました。
人間の赤ちゃんも、生まれてすぐは視力がまだ弱く、言葉も話せません。
でも、肌で感じる力(触覚)はすでに発達しているのです。だからこそ、赤ちゃんにとってスキンシップがとても大切。肌を通じてたくさんの情報を受け取り、
安心感を得て、心と体が育っていきます。
自然にふれて、感性を育もう
触覚を育てるには、いろいろなものに直接ふれることが大事です。特におすすめなのは自然のものにふれること。
木のゴツゴツした感触、草のフワフワしたやわらかさ、砂のサラサラした冷たさ——。人工物では得られない、多様な手触りを体験することで、子どもの感性はどんどん豊かになります。
学びも体感が大切
学習も同じです。ただ英単語や九九を覚えるだけでなく、実際に使う経験が大切。たとえば、数字を学ぶなら、実際におもちゃの積み木を数えてみる。英語を学ぶなら、身近なものを指さしながら単語を口に出してみる。こうして体験を通じて学ぶことで、知識がしっかり身についていきます。
スキンシップで心と体を育てよう
子どもがバランスよく成長するためには、まず「皮膚」、つまり「露出した脳」をたくさん刺激してあげることが大切です。
・たくさん抱っこをする
・手をつないで歩く
・お風呂で肌をやさしくなでる
こうした毎日のスキンシップが、子どもの心と体の発達を助けます。
触れられることで「安心感」も生まれ、自己肯定感も育ちます。
「いっぱい触れ合うことは、愛情を伝えること」
今考えても毎日忙しなく動いていた私は触れ合う時間がほとんどなかった
⬆️のことは本当に耳が痛いです。
自分自身も抱っこされた記憶がほとんどない
手がかからなかった、かけてこなかったのでまた子育て再開中です
お花と子どもは手をかけてなんぼですね